僕のすべてが嫌になる
2月は私の誕生月だっていうのに全然嬉しくないのは27歳というリアルな年齢になってしまうからなのか。
27歳は完璧にオトナだと思う。
26歳はギリギリ感があったけれど、
正直歳をとるのが怖くて仕方ない。
だからもう家でぬぼ〜っと本読んだり映画観たり成れの果てみたいな生活を送っている。
昔のことを思い出そうと目を瞑ってみるけれど、何から思い出せばいいのかわからない。
断片的に散らばってる記憶を噛み締めると頭がチクってなる。
どんどん自分の記憶じゃないような気がして怖くなる。
例えば未だに初めて付き合った恋人がふと夢に出て来たりするんだけれど、それは私にとって初めての人だから未練もないのにこんな風に現れるのか。向こうはもっと好きだった人がいて、遠い何処かで家族を作って暮らしている。
だからきっと彼の夢に私は現れない。
激しい後悔と自己嫌悪と、起こりもしない幻想・夢物語だけを抱いていつまでも子供のように甘えたがっている。
そうやってただただベッドで項垂れている。
そんな自分が嫌になる。
お前は最低!ダメ人間!必要のない人間!!
と罵倒される方がマシ。